無制限プランのデメリットについて(個人的見解です!)

無制限プランのデメリットはズバリこれ

無制限の回線の是非を問うOL

 使い放題なのでメリットがいっぱいの無制限プランですが、実はデメリットも確実に存在します。

 それは、ヘビーユーザーによる回線の圧迫です。
 「コレですよ」というのは難しい面もありますが、確実に存在すると思います。
 とくに、最近回線トラブルが頻発していますし、新規申し込み停止のMVNOも増えてきています。
 ご自分が回線を選ぶ際、本当に無制限が必要か考えてみるのも良い事だと思います。

 

ヘビーユーザーの為にたくさんお金を払う

無制限の回線の是非を問うOL

無制限の回線は、容量を気にせずに使い続ける事ができるという点では確かに魅力なのですが、一方、そんなにたくさん使わない人にとっては、一部のヘビーユーザーの為に無駄にお金を払っているという事でもあります。

ヘビーユーザーが増えれば、その分回線の増強をしなければ回線がパンクしてしまうので、普通に使っているユーザーから集めたお金をそちらに回す事になってしまいます。

 

 

被災地と輻輳の話

無制限の回線の是非を問うOL

被災地で電話が繋がらなかったという話、知っている人も多いと思いますが、当時PHSを持っていた人は普通に会話ができたという事実は意外と知られていません。

私自身PHSを持っていたので、被災時に経験しました。
回線がすいていて、電波を取れる範囲であれば被災地でも普通に繋がったわけですが、普通の携帯電話はパンク状態。
この状態を輻輳といいます。
一度に使える電話回線は限られているので、その本数を超えると電話が繋がらなくなる現象ですね。
似た話が、災害時に限らず日常のネットの世界でも起こります。

 

混雑時には遅くなるインターネット回線

無制限の回線の是非を問うOL

ネット回線が混雑時に遅くなるのは誰でも経験している事だと思います。

同じ場所で定点観測的にネットの速度を計測してみるとこれが分かります。

 

ネクストモバイルで時間をずらして速度計測

ネクストモバイル定点観測28Mbps

↓↓↓

ネクストモバイル定点観測11Mbps

ネクストモバイルの定点観測

上の画像は同じ場所で時間をずらして定点観測したものですが、速度が全然違います。
無制限の場合は、使いっ放しの人が増えるので、速度低下の恐れが高いと思います。

 

私が使っているネクストモバイルではこれで済んでいますが、これから無制限プランが増えてきますので、使いっ放しの人が増えればますます遅くなることも考えられます。
動画などを観る人は空いている時間にダウンロードする方が無難かもしれません。
そういう意味ではLTE7GB以外に月間容量の制限がなく、「3日間10GB」の制限があるWiMAXは合理的とも言えるでしょう。
ちなみに、ネクストモバイルは2019年11月18日から提供されていた使い放題プランが2020年3月20日に廃止されています。
上限ありのネクストモバイルを申し込んでみた→ネクストモバイルの口コミ

超ヘビーユーザー以外は無制限を避ける

ヘビーユーザーに回線を圧迫されるのを避けたいなら、まず自分が今使っている容量を調べましょう。
今現在、どのくらいの容量を使っているかおさえて、その倍もあれば十分だという事で、たとえば今現在20GBプランで足りているなら余裕をもって50GBまでのプランしかないMVNOを使うとかの方が安定して使える事になります。

 

回線の増強速度がすごければ回避

回線の圧迫以上に回線の増強速度が早ければ速い速度を享受できると思いますが、これは結構大変だと思います。
一般ユーザーには回線の増強速度を見ることは不可能です。
無制限に使えるプランがあって、制限がほとんどなければ一時に回線に負担が掛かる事も十分にあり得ると思います。

 

まとめ

回線が遅くなる原因の一つが回線への負荷の増大です。
つまり、回線の負荷の増大を減らせば回線は速くなるわけで、回線が速くなるためには無制限な回線使用をやめるべき。

 

無制限の回線の使用はヘビーユーザーには望ましいかもしれませんが、多くのユーザーからすれば回線が遅くなる要因
であれば、もしこれからモバイルWiFiの契約を考えるなら、WiMAXやネクストモバイルのような制限が掛かっている回線を使う方がむしろ安定して速度が出せるという事になります。
上限ありのネクストモバイルを申し込んでみた→ネクストモバイルの口コミ

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