モバイルWi-Fi端末を水没させてしまったら
このページでは、モバイルWi-Fi端末の水没対応について詳しく解説しています。
特に緊急性が高いので、結論を先に書いておきます。
水没させてしまったら慌てて電源を入れて確かめようとせず、
徹底的に乾燥しましょう。

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こんなミスをしてしまいました
ドジな話で恐縮ですが、まだ防水のスマホを持っていなかったとき家族が風呂掃除の最中、胸ポケットに入れていたスマホを水が入った浴槽に落としてしまいました。
管理人が慌ててとった行動は・・やってはいけない事でした。
「大丈夫か?」と慌てて電源を入れてしまったのです・・・。
今にして思うと、濡れてしまった端末の電源を入れるのはNGなのですが、この時は慌ててついやってしまいました。
今はスマホの防水化が進んでいますが、ポケットWi-FiやWiMAX端末などのモバイルWi-Fi端末は防水化が進んでいません。
大事なモバイルWi-Fi端末、本当は水没前に読んでいただいて、有効な対応ができれば良いのですけれど・・・。
これだけは知っておきたいモバイルWi-Fi水没対処法
ここでは万一モバイルWiMAXなどのWi-Fi端末を濡らしてしまった際の対処法をまとめてあります。
モバイルWi-Fiの電源ONはNG
そもそもなぜ電源を入れてはいけないの?充電は?
電源を入れると壊れる理由は以下のとおりです。
また、充電なども危険ですので止めましょう。
- 壊れる可能性が高くなる
- 充電も危険
- 電源が入っていたら切る
水が浸入した状態でモバイルルーターの電源を入れると壊れる可能性が高くなってしまいます。
防水ではないモバイルWi-Fiのルーター場合、水没してすぐに取り出してもかなりの確率で中に水が入っています。
もちろん、普通に濡らしただけでも電源ONはNGです。
内部に侵入した水が回路の中の電気をあちこちに繋いでしまいますから、結果的にショートしてしまいます。
ショートしてしまえば中の回路は壊れてしまいますから、慌てて電源を入れて生きているか確かめるのは止めましょう。
危険なので充電も止めましょう。
万一充電中に水をかけてしまったりした場合は感電しないように十分注意しましょう。
水没や水濡れの時点で電源が入っていたら、感電に注意しながら、まず電源を落としましょう。
中にあるSIMカードなど、外せるものを外す
最近のモバイルWi-Fiなどは電池が外せないものが多いので、これは仕方ないですが外せるところはなるべく外すようにしましょう。
もし、私のFS030Wだったら電池を外した後、下の画像みたいに電池も外してシムカードも外します。
天日干しを行う
※気温に注意。暑すぎる所に放置するとモバイルWi-Fi端末は壊れてしまうこともあります。
とくに、夏季は要注意です。
ジップロックと乾燥剤を使う
乾燥剤はシリカゲルがおすすめ。
同じ用途で使われていてお菓子の袋などに入っている石灰系の乾燥剤は水につけると高温になりますので止めましょう。
石灰と火災について参照サイト→生石灰と熱発火に関する研究論文(s59)
乾燥時、ドライヤーを使ってはいけない理由のご紹介
ドライヤーはお勧めできない
ドライヤーを使えば簡単に乾かす事もできます。
しかし、一方で熱による影響やドライヤーが起こす風によって余計に水分を奥まで追いやる事にもなりかねませんので、あまりお勧めは出来ません。
熱風を掛けると、故障を誘発することもあるので、ドライヤーを使う際には高温を避けましょう。
モバイルWi-Fiの水没を防ぐ方法のご紹介
モバイルWi-Fiの水没を防止するために
ポケットWi-FiのようなモバイルWi-Fiは水没が怖いです。
しかし、スマホのように電話に出なければいけないわけではありません。
そこで、こんな方法を考えてみました。

ゲリラ豪雨や台風の中での外出など、強い雨が予想される日は最初からジップロックに乾燥剤を入れて、その中に入れておくのも手です。
これで、もルーターの水濡れを少しでも防ぐことができるかと。
熱に注意
ただし、ジップロックに入れてしまうと熱がこもったりするので、最初から入れておくのは特に夏季に関してはおすすめしません。
バッテリーが過熱して放熱できなくなる可能性があります。
自分のモバイルWiFiがどんな保障に入っているかチェックしておくのは大事です。
モバイルWi-Fiの補償をチェック
WiMAXなどのモバイルWi-Fiの場合は自分がオプションで入っている補償をチェックしましょう。
WiMAX端末の場合はオプションで水没に対応しているものがあります。
この場合は、修理に出すのも良いでしょう。
応急処置は代替機を手に入れるまでの時間稼ぎと言った感じになります。
水没対応のWiMAXプロバイダでおすすめを一つご紹介します。
Broad WiMAXなら、すぐに止めて乗り換えても違約金を負担してくれるので、条件に納得できるならおすすめです。
更新月と解約
水没対応の補償に入っていなくても、更新月がもうすぐ来るなら、慌てて修理などをしないで、新しいモバイルWi-Fiプロバイダと契約して、更新月まで待って水没したモバイルWi-Fiを解約すると、トータルコストが安くなる事があります。
カメラも塩水を被ったたことが
ドジな話ばかりで恐縮ですが、カメラも水没させたことがあります。
当時まだ現役で使っていたEOS30D・・発売日が2006年(平成18年)3月というやつです。
水没したのは消防のイベントの放水を撮っていて、放水のそばだったので、風向きが変わってバシャンと・・
のちに知ったのですが、消防艇の消火用水は海水を汲み上げてこれを利用しています。
そんな消防艇からの放水だったので、モロに塩水を被ってしまう状態だったのですが、すぐに電源を切り、そのまま放っておくと確実に基盤部分などが錆びて使えない状況になると思い、帰りにパーツクリーナーを買って徹底的に洗浄して、その後徹底的に乾燥しました。
下からドバドバと洗浄液が出てくる状態でした。

結局EOS30Dはその後数年使い、後に後輩に譲りましたが、ごく2015年頃まで現役で壊れずに使っていたそうです。
海水を被ってから10年くらい使っていた感じになります。
ちなみに、レンズは単焦点の安いのを使っていました。
この時は、すぐに撮影を中止し、電源を切ったのが幸いしていたと思います。
※この方法が正しかったかは分かりません。万一の際は自己責任でお願いいたします。

白ロムの購入
白ロムを買って差し替えるという方法もあります。
差し替えはプロバイダが推奨していないので、自己責任になります。
まとめ
万一水没させてしまったら、以下の点に注意しましょう。
- 徹底的に乾燥させる
- 補償のチェック
- 乾燥剤を持ち歩く
- 更新月をチェック
- 乗り換え代金を負担してくれるWiMAXもあり
ポケットWi-FiなどのモバイルWi-Fiを水没させてしまった場合、電源を入れずに乾燥させましょう。
この際、ドライヤーなどを使わずに天日を使うことをお勧めします。
天日を使う際は高温に注意しましょう。
とにかくシッカリと乾燥させましょう。
自分が水没対応の保証に入っているかチェックしましょう。
ジップロックと乾燥剤は普段モバイルWi-Fiを入れておくと不意の雨などでも使えますので、気になる人は持ち歩くのも良いでしょう。
水濡れ保証に入っていない場合で更新月が近いなら、修理しないで新しいモバイルWi-Fiを契約して更新月になってから解約する方が安くなるケースもあります。
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※このサイトに書いてある内容は、個人的に調べたものですので、記載内容については自己責任でご覧ください。